修了生の活躍をご紹介します
当スクールの「アートセラピスト養成講座」を修了し、現在は自分を表現する方法として絵を描き続けている市川美紀さんが、6月17日~22日に東京・文京シビックホールで開かれたグループ展に参加されたので行ってきました。2点出展されていましたが、どちらも大変素晴らしい作品でした。
市川さんは、40代後半で京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)の通信教育部に入学され、5年かけて卒業。現在は積極的に絵の創作を続けています。今回の出展作は『月光Ⅰ』『月光Ⅱ』と題されていましたが、絵の前に立つと、静けさと共に温かく優しい光の世界が届いて来るように感じました。市川さんは、幼い頃、海が身近だったそうなので 、 海の青さと月光の白さが、「美 」 そのものとして強く心に記憶されているのではないかと想像しました。
当スクールで学ばれた方が、講座修了後にこのように活躍されている場面に触れると、私自身も大変刺激になります。大自然が絵として立ちあらわれた作品を拝見させて頂いた思いです。
どうもありがとうございました。
《市川さんのコメント》
人生色々なことが波のようにやってきますが、点描に集中していると、心は静かな海の中に居るようで癒されています。
私にとって点描は “何の制限もない自由な世界” を感じ、表現できる癒しの作業です。細かい点と粒は目に見えない光。月光Ⅰでは粒を立体的に表現したくてビーズ、ラインストーンを使いました。岩絵具で表現できたら最高です。