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タイトル:トピックス

●KKC 財団法人 近畿健康管理センター様主催のセミナーをさせていただきました

●医療法人社団「同友会」様主催の「産業保健懇談会」にて講演をさせていただきました

●池袋コミュニティ・カレッジで、公開講座「女性が画でふれる自分の心」を開講しました

●さいたま市産業文化センター『生活に生かすアートセラピー講座』第2期が終了しました

●「KKCヘルスアップセミナー東京 '11」で団体セッションを行いました

●「第2回 地域福祉まつりinさいたま」に参加しました

●昨年に続き、脳外傷友の会「うつくしま」でセッションを行いました

●さいたま市産業文化センターでの『生活に生かすアートセラピー講座』が終了しました

●日本画家の小谷野直己先生よる「特別講座」を実施しました

●ワインアドバイザーの松澤潤子先生による「特別講座」を開催しました

●健康保険組合主婦検診協議会の研修会にてセミナーを行いました

●脳外傷友の会「うつくしま」でセッションを行いました

●ヨガインストラクターの市川美紀さんによる「特別講座」を実施しました

●気功太極拳の沈再平先生をお招きして「特別講座」を行いました

●特別養護老人ホーム「はるぱてお」にてアートセラピーを行いました

●ギタリストの下館直樹氏をお迎えして「特別講座」を行いました

●池袋コミュニティ・カレッジで、公開講座を実施しました

●宮崎市の『ワイオピピ』でセミナーを実施しました

●FMラジオ局「レッズ・ウェーブ」の番組に出演しました

●群馬県高山村でセミナーを実施しました

●認定コース2級の特別講習を実施しました

●福島市のホームヘルパー研修会で講演を行いました

●津市で開かれた「トータルヘルス研究会」に参加しました

●宮崎市でアートセラピーセミナーを実施しました

●東京・麹町でアートセラピー・セミナーを開催

●福島市にてアートセラピー・セミナーを開催

●伊勢にてアートセラピー・セミナーを開催

●ブログ『Cross Words』がスタート。

●『アートセラピー モーヴ展』を開催中。

●日本経済新聞に掲載されました。

●宮崎市でのアートセラピーセミナーが終了

●池袋コミュニティ・カレッジの『アートセラピー入門』開講中

●春日クリニックで健康ミニ講座を開催

●『ワイオピピ』にてセミナーを開催

●人体科学会第15回大会で研究発表

●『コラボさいたま2005』に出展

■KKC 財団法人 近畿健康管理センター様主催のセミナーをさせていただきました■

画像:KKCセミナー 先ごろ、KKC 財団法人 近畿健康管理センター様主催のセミナーで、講師を務めさせていただきました。3つの会場でお話しさせていただき、合わせて30名ほどの皆様に参加していただきました。

 今回のセミナーは、これまでとは少々違った雰囲気がありました。 参加されたのは、看護師や保健師といった医療の現場で活躍されている方々が中心で、とても真剣に耳を傾けていらっしゃるのが印象的でした。

 得難い機会を設けて下さったKKC様と、参加して下さった皆様に、改めて御礼申し上げます。どうもありがとうございました。

 今回のセミナーの概要を「レポート」にまとめました。こちらをクリックしてご覧下さい(PDFファイル/268KB)。

(黒須 美枝)

(2011.11.16)


■医療法人社団「同友会」様主催の「産業保健懇談会」にて講演をさせていただきました■

画像:産業保健懇談会講演 8月2日、東京・赤坂の「ホテル アジア会館」の「レストラン 富士」で開催された「産業保健懇談会」(主催:医療法人社団 同友会)にて、講演をさせていただきました。当日は、30名ほどの皆様にご参加いただきました。

 ご参加いただいた皆様は、産業医や看護師、保健師といった医療の専門家ばかりでしたので、一般の方々よりも、かなり濃い内容でお話しをさせていただきました。「アートセラピー」について、言葉では知っていても実際に描かれた画を見たことはない方もおられるようでしたので、実例を数点持参し、ご覧いただきながら解説させていただきました。見える形で表現することが、心の健康にとても意味があるということを、多少なりともお伝えできたのではないかと思います。目に見えるように表現することで、今までとは違う視点から自分自身を眺めることができ、そこから育まれる心の余裕が、本人にとっても周囲の人にとっても大事になると考えます。

 本講演は3月に行われる予定でしたが、東日本大震災のため延期になっていました。半年遅れの開催となりましたが、貴重な機会を頂き、関係者各位に心より御礼申し上げます。

(黒須 美枝)

(2011.08.28)


■池袋コミュニティ・カレッジで、公開講座「女性が画でふれる自分の心」を開講しました■

 6月19日(日)に、池袋コミュニティ・カレッジで、公開講座「女性が画でふれる自分の心」を開講しました。今回は、5年ぶりに受講していただいた方もおられ、私にとっても感慨深い講座になりました。もちろん、今回受講いただいた皆様とは、どなたとも貴重な出会いを頂いた思いです。本当にありがとうございます。

 受講された方から「3月11日を境に意識や思いがハッキリ変化した」というご意見が聞かれたことも印象に残っています。外側の突然の変化は、個人の心に大きな影響を及ぼします。
 今回、画のテーマに「運命を切り開く自分の刀と、それで切っているもの」を提示しました。これは「自分と社会との関係」や「自分をどのように見ているか」が浮かび上がりやすいテーマです。「刀と使う人」と「切ろうとしているもの(対象)」は、お互いに関連しています。果物を切るのに大型の刀を使う人はいません。切る対象にふさわしい道具が必要です。自分をとりまく環境をとても手ごわく考えていれば、切る対象を岩や壁として描いたりします。また、今は周りとの関係より、自分自身と温かく向き合いたい心境であれば、柔らかく瑞々しいものを描いたりします。
 「刀の種類」「使う時期」「対象」について、自分の人生の中でいくつかのパターンと出会うことができます。直感で“人生のタイミング”をつかめない人には描きにくいテーマですが、今回受講された皆様は、どなたもとても独創性に満ちた画を描いておられました。

 ここでは「山と海」と言うテーマで描かれた画を紹介致します。
 大地は、山と海があって成り立っています。整備された田や畑や住宅地が増えるに従い、人は山と海を忘れがちになります。人間がコントロールできない山と海があってこそ生活ができているということを思い出してほしいと思い、テーマに選びました。描かれたご本人のコメントを添えてご紹介します。

(黒須 美枝)

画像:池袋公開講座作品Aさん画像:池袋公開講座作品Bさん
画像:池袋公開講座作品Cさん

♪ 左上:Aさん画 「海と遠くに見える山、改めて、そんな風景を見ながら砂浜に立って、歩いてみたい」
♪ 右上:Bさん画 「海の向こうに、山が見える」
♪ 左:Cさん画 「瀬戸大橋に行って見たい」

(2011.07.05)


■さいたま市産業文化センター『生活に生かすアートセラピー講座』第2期が終了しました■

画像:さいたま市産業文化センターでの講座で描かれた作品 1月25日から4回にわたり、さいたま市産業文化センターにて「生活に生かすアートセラピー講座」を開講させていただきました。昨年の6〜7月に続く“第2期”の開講で、前回を上回る、30名近い皆様に受講していただきました。誠にありがとうございました。
 今回も2部構成とし、テーマは第1部を「幸せの運気を呼ぶ考え方」、第2部を「笑顔を増やせば人生が変わる」としました。それぞれメインテーマは異なりますが、どちらの講座でも、深いメッセージのある、個性豊かな作品に出会うことができました。
  女性の方の画では、いろいろ繊細な思いに触れることができ、時間が経つことでの家族への思いなど、感動するとともに、とても勉強させていただきました。今回は男性のご参加もあり、シンプルで迷いのない画面がとても印象的でした。
 受講いただいた皆様、本当にありがとうございました。またお会いできる機会を、楽しみにしております。

(黒須 美枝)

今回の講座で描かれた画を1点ご紹介させていただきます。

画像:さいたま産業文化センターの講座で描かれた作品左は「自分が嫌な言葉を言った時、もしくは言われた時の空気感」。片足が階段になく、両手が後ろで、顔もロボットのようです。

右は「自分が、明るい言葉を言った時、もしくは言われた時の空気感」。楽しそうな様子が、しっかりした足取り、軽快な両手、顔に表れています。積極性が、前向きの姿勢にも表れています。


★今回の講座に参加された皆さんの感想をご紹介します★

 何年ぶりかでクレヨンで画を描き、気持ちよかったです。深層心理が見えてくる面白さと、自分では体験しにくいシチュエーションでの対応の方法が勉強できたと思います。

 よく分からないまま申し込んだ講座でしたが、毎回、先生の言葉に感銘を受けました。充実した4回で、毎回火曜日が来るのが楽しみでした。この講座に申し込みをした自分もほめてあげたいと思います。ありがとうございました。

 1時間では足りなかった(90分くらいやってほしかった)。人数が多すぎたような気がする。講座はおもしろかった! 前向きに考えたり、一度現状を整理してみようという気になった。毎回の課題、とても難しかった。

 「一人一人それぞれ思いは違うんだ!」と感じました。1つのテーマに対してクレヨンで描く一つひとつの画は、明るかったり、暗かったり、大きかったり、激しかったり、閉じ込んでいたり、その思い、経験、受け取り方が、人によって違うことが分かりました。そして、その思いを人前で表していないことも多々あることを知りました。自分が当たり前と思わず、人の立場に立って考え、見えない気持ちを考えていきたいと思いました。

 自分では気がつかないことを画を描くことで、気づき納得することができました。自分の素直な気持ちを大事にしながら、今後の生活をよりよく生きるために、人とのかかわり方を考えて行こうと思います。

 とても楽しい時間でした。思いがけない学びやストレス発散もあり、また今の自分への励ましなどもあり、とても貴重な体験でした。絵画(アート)とは違った作業?で、ただ単純に自己を表現でき、今の自分を発見できたことに感謝します。きっと奥深いもの……ますます勉強したいと思いました。

 自分の感情をイメージにすることは、気持ちを明確にしたり目標を持ったり、ネガティブなことを吐き出したりして、ストレスレスに近づける感じでよかった。他の人の作品や感情も、同調できたり、なるほどと思ったり勉強になった。先生の言葉もタメになった。

 最初はセラピー的な絵の見方を教えていただく教室かと思いましたが、自分で描いた画についてコメントして下さるのでびっくりしました。時折はさむ一言一言が、心の残るコメントでした。ありがとうございました。

 今日もワクワクと、心の底から楽しいなぁーと思いながら3枚の絵を描きました。個性的な男性も加わり、思いがけない画で本当に楽しかったです。

 知らない自分ではなく、知りたくない自分、忘れたふりしていた自分があからさまになった、ような気がする。

 自分の過去を振り返るきっかけになった。10代・20代、世の中のことを何も知らない。大海に放り込まれ、ずるい上役らに「お前は青い」と行動を制約され、伸びる芽を摘み取られた時期。30代・40代、せっかく会社から解放されたのに、今度は世の中の制約に拘束される状況は変わらず。50代・60代、結局、成功の仕方は誰も教えてくれない。何故なら、普段接触する人は、失敗の仕方しか知らないから。成功しかけて、あと1歩のところで成功グループへ行かせまいとする。それに対して、出来る人は受け入れを拒否しない。いいものはいい、素晴らしいものは素晴らしいと、チャンスの場があれば誘い、一緒にやらないかと声をかけてくる。そういう人達は、それぞれ成功しており、自分に自信がある。だから仲間として受け入れ、互いに尊重でき、互いに引き上げようとする。 ――クレヨンの世界はいいですね。何かやろうとしてはしょっちゅう忘れ「ああ、あの時やっていれば今の自分は違っているのに」と思うことが多い。画用紙でなく、ガラスならクレヨンで大事な事を描け、時には水で消せる……アートセラピー、楽しかったです。

 今回はユニークなご参加者も一緒で、私には到底考えつかない、思い浮かばない画との出会いが多数あり、住む地域が近いということもあって、勝手ながら親近感を皆様と感じ、とても元気になりましたし、楽しい講座でした。黒須先生のお言葉に勇気づけられたり、「今は」をいつもフォーカスされているお話が毎回参考になりました。 「笑顔で強引に取っていく」「時代は明るい人、顔」……毎回頂いて帰る資料にも、改めて受け取る事がたくさんありました。「アドバイスを素直に聞ける人は才能です!」など。4回目の最後の講座では、クレヨンを手に取り、とても楽しくワクワクしながら描いていました。また継続して開講していただけますよう、心より希望しております。

(2011.04.06)


■「KKCヘルスアップセミナー東京 '11」で団体セッションを行いました■

 1月21日、財団法人 近畿健康管理センター(KKC)様主催の「ヘルスアップセミナー東京 '11」(於:八重洲セミナールーム)にて、「画を描いて『自分を知る』 心の健康に気づく…」と題し、講演とアートセラピーセッションを行わせていただきました。
 今回参加されたのは45名で、約90分の間に3つのテーマで画を描いていただきました。描くことの楽しさや、出来上がった画に対する、自分でも驚く意外性を体験していただけたのではないかと思います。

画像:「KKCヘルスアップセミナー東京」の様子(その1) 個人画のテーマの一つは「風通しのよい部屋に何か物があるとしたら」でした。「部屋」は自分自身の象徴でもあります。現代人の心の特徴は、「複雑・多様」であること。心がスッキリしない原因は、いろいろな要因が複雑に混じり合っています。その上に日々過剰なストレスが蓄積し、“黒い網”のように全身に広がり、気がつくと「ウイルスがいっぱい」という状態になっています。スッキリしない原因が、分かりやすい大きな障害物1個で説明できる時代ではありません。きめ細かい自分への「気づき」や「センサー」が必要な時代になっています。

 参加された方々が描かれた画には、座り心地のよさそうな椅子、飾りのあるきれいな家具、楽器(音楽)など、まさに「ヒーリングアイテム」と言える物が多く描かれていました。酸っぱいレモンを想像すると実際に口の中がそうなるように、イメージが身体に与える影響は大きいものです。これを機会にぜひ、一日に一度でも、さわやかな風が身体を通っていくイメージをもっていただければと思います。

 貴重な機会を設けて下さったKKC様、そして参加された皆様に心より御礼申し上げます。また、私に続いて講演された、群馬大学大学院教授の服部健司先生にも感謝申し上げます。「職場のメンタルヘルスの今」と題されたお話は、とても勉強になりました。
 本当にありがとうございました。

(黒須 美枝)

セッションをサポートしていただいた、スクール研修生の感想を紹介致します。

画像:「KKCヘルスアップセミナー東京」の様子(その2)

 今回のセミナーは参加人数が多かったせいか、ホワイトボード一面に並んだたくさんの画は、それぞれ個性的でありながらも、似た雰囲気の画が多かったように感じました。欲を言えば、もう少しいろいろなテーマの画を見てみたかったと思います。また、服部先生のお話は「こころと身体のつながり」という、いつも自分が意識している内容だったので、とても勉強になりました。うつ病については、それまでの生き方、考え方等の積み重ねが大きな原因の一つになるのだと感じました。そして家族はもちろん、友人、職場、地域とのかかわりの重要さについても再認識しました。ありがとうございました。(市川美紀さん)

 皆さんクレヨンを持つと、スピーディーに描き始めていらっしゃいました。中には、うれしそうに描き始めた方も。言葉ではなく、自分の本音を描く時間に、瞬時に意識を転換させていらっしゃる姿にびっくりしました。仕事も日常もスピードと結果を求められる時代、描き上がった画もコメントも、皆さんハッキリとされていました。黒須先生は、1枚1枚の画から立体感を引き出していくように、マイナスに考えがちな「怒りの感情」について、一人一人に丁寧で具体的にお話しされ、改めて大変勉強になりました。終始明るい雰囲気で、私自身とても元気を頂けたセミナーでした。ありがとうございました。(小谷野真樹さん)

 今まさに国を支えている世代へのヘルスアップセミナーということで、かつて労働衛生機関で働いていた私にとって関心の高い研修でした。「アートセラピー」をご存知の方はおられなかったようで、「画を描く」と聞いて少し驚かれた方もおられるのではないかと思いましたが、皆様それぞれ、私が想像したよりスムーズに描いておられました。特に印象が強かったのは、KKCのご担当をされていた方お二人の、とても力強い「怒り」の画です。服部先生の講演が始まった後、手を取って“特等席”に座らせて下さった時、そのパワーを感じました。また、服部先生の講演の中で「社会に出る前の学生へのアプローチが大切である」というお話がありましたが、看護学生とその卒業生を見る今の仕事の中で実感することでもあり、大変有意義なセミナーに参加させていただけたと感じています。心より感謝申し上げます。(山本桂子さん)

(2011.02.23)


■「第2回 地域福祉まつりinさいたま」に参加しました■

 11月21日、大宮ソニックシティの鐘塚公園で開催された「第2回 地域福祉まつりinさいたま」に参加致しました。当日はお天気に恵まれ、聞くところによると、5千人ほども来場されたそうです。
 私共のブースにも、多くの皆様にお越しいただきました。楽しく画を描くことに関心をもっていただけたようで、とてもうれしく思います。

画像:当日の風景 今回は、親子でお立ち寄り下さった方が多かったのが特徴的でした。お子様の画をお母様が、また、お母様の画をお子様が見守る…といった光景が何度も見られました。
 参加されたお子様は、5歳〜10代と幅広い年齢にわたりましたが、どの方も大変丁寧に描かれ、画にきちんと説明を付け加えられること、のびのびと描かれていたことなどが印象的でした。大人になったとき、どんな線、どんな色で画を描くようになるのか、想像するとワクワクします。どうもありがとうございました。

 また「地域福祉まつりinさいたま」の主催・運営に携わった皆様にも、大変お世話になりました。改めて御礼を申し上げます。

(黒須 美枝)

今回は研修として、山本桂子さんと小谷野真樹さんにもセッションをしてもらいました。
街に出てのアートセラピーは、いろんな刺激が得られたかと思います。
お二人の感想を紹介致します。

 会場に行く前は「自分の前だけ誰も来なかったらどうしよう…」という思いもありましたが、実際には、小さなお子さんから、膝の調子が悪くてもこれからご高齢のお母様のおられる施設に行かなければならなくて「忙しいのですが」と仰りながら奇麗なお花を描いてくださった女性まで、多くの方に参加いただき、お話を伺うことができました。「地域福祉まつり」という催しだったからでしょうか、「どうですか?」とお声がけしたらスッと腰をかけてくださった方や、迷われながら描いてくださった方、ニッコリ笑って通り過ぎて行かれた方など、どの方にも優しさを感じました。感謝の気持ちでいっぱいです。中学、高校と共に勉学に励み、結婚してからさいたまに住んでいる友人も足を運んでくれ、久しぶりに自分の原点も確認できた贅沢な1日でした。(山本桂子さん)

 介護を受けている方から幼稚園のお子さんまで、多くの皆さんにいらしてくださいました。私は主に「リラックス」と「欲しいもの」をテーマに描いていただきました。大人の方は、皆さん「画なんて描けるかしら?」と首をかしげていましたが、クレヨンを取って描き出すと、それほど時間をかけずに集中して手を動かしていらっしゃいました。描き上がった後は「ふ〜ん、これが私の画?」と、まるで他の人が描いた画を鑑賞するように眺められていました。想いが画に、それを見てまた想う。セラピストがいても、お一人お一人が自分自身と対話する時間だったように思いました。描いてくださった画を介した、皆様との貴重な出会いを経験させていただきました。ありがとうございました。子供たちの、スピード感があり、繊細で、エネルギーあふれる画にもとても感動しました。(小谷野真樹さん)

(2010.12.22)


■昨年に続き、脳外傷友の会「うつくしま」でセッションを行いました■

画像:「うつくしま」での写真1 9月19日、脳外傷友の会「うつくしま」様にお招きいただき、福島市もちずり学習センターにてアートセラピーセッションを行わせていただきました。昨年10月のセッションに続き、約1年ぶり2回目の開講になります。昨年のセッションでお会いした皆様と再会することもでき、大変うれしく思いました。

 2回目ということで、参加者の手が慣れているということもあるのでしょう、前回より画がハッキリ描かれ、感じ取れることが数多くありました。続けることで見つかること、気づくことがあります。中には、この日のために自宅で少しずつ画を描かれていた方もおられると聞きました。感謝の気持ちで胸が一杯です。

 今回は4人1組のグループで描く「共同画」の作成も取り入れてみました。じゃんけんでリーダーを決めるなど、自分だけで描く画とは違った体験もしていただきましたが、4人で1つの画を描き上げたグループがある一方で、分担スペースを決めて各人が思い思いの画を描いたグループがあるなど、非常に興味深い作業となりました。
セッションで描かれた画は、いずれも本当に美しい色調とリズム感に溢れていました。お一人お一人の力強い、そして集中力と適度の緊張感がある画に感動させていただいた次第です。

 また、皆様のお元気なお顔を拝見できる機会が来ることを楽しみにしています。
 どうもありがとうございました。

(黒須 美枝)

「共同画」の作品です。グループごとに個性があり、とても面白いです。

画像:「共同画」の作品
テーマは、左上「宇宙」、右上「自然」、左下「宇宙」、右下「大地」

★今回のセッションに参加された皆さんの感想をご紹介します★

 無心になって手を動かしているうちに、自分を振り返ったり、隣の初めてお会いした方とも何年来の友人のごとく共同作業に没頭したり、心のリラックスを味わいました。(nonnonさん)

 和気あいあいにできて楽しかったです。気持ちを表すのは難しいと実感しました。今年は昨年より夫の画もそれなりに多くなり、うれしく思います。なかなか自分を見つめることがないので、参考になりました。(伊藤容子さん)

画像:「うつくしま」での写真2

 どうもありがとうございました。自分では気がつかないような事を気づかせていただいたりし てよかったです。また機会がありましたら、よろしくお願いします(高橋好恵さん)。

 今回も楽しい時間を過ごすことができ、リフレッシュすることができました。画を通して個人の特徴が出て面白かったです。また参加したいと思います。ありがとうございました。(K・Kさん)

 とても楽しかったです、またできるのを楽しみにしています。ホームページも見たいですね。(Tさん)

 とても楽しい時間を過ごさせていただきました。ドキッとすることが何回かあり、少し主人に考えてあげなければと思うことがありました。

 今日は参加して、とても楽しかった。また参加したいと思います。関係者の方、ありがとうございました。

 自分でも感じていた気持ちを画を通して表して、言葉で評価していただき、自分を見つめ直すよい機会となりました。ありがとうございました。(Y・Hさん)

 「深層心理」が表現されることに感動しました。私はナースなので、カウンセリングは医師が行うこととして、ヒーリングというものをがんばってみようと思っていたところだったので、今回の出会いは、またまた感動でした。ありがとうございました。(A・Kさん)

 私自身が、会の皆様にお会いすると元気を頂きます! 大きな家族で時間を共有するという想いがあります。障害を負いながらも、個性豊かに成長している若者たちは、会うたびにキラキラ輝いて眩しいほどです! 回を重ね、気づいたことをエネルギーに変えて生きている自分がいることに気がつきました。画から自分の心の変化を見て、常に人間は変化して生きているのだなあと感じます。介護者は大変だと思っていたけれど、もしかしたら「介護者のほうが助けられ、支えられているもかも」と大いに感じた時間でした。(早坂佳代子さん)

 参加された皆様の楽しそうな笑い声が響く中、画用紙をじっと見つめ、ていねいに描かれている男性の姿が印象的でした。また、グループに分かれての「共同画」はそれぞれ個性があり、コミュニケーションの形もさまざまで、それが画に表れていたことがとても興味深かったです。ありがとうございました。(研修生/市川美紀さん)

 「うつくしま」の皆様とは、二度目のアートセラピーでした。ドアを開けて入っていらっしゃる、お一人お一人のお顔を拝見して、とても懐かしく、うれしい気持ちになりました。「画を描く」ということを、皆さんリラックスして楽しんでいらっしゃるご様子。また、前回より集中して描いていらっしゃるようにも思いました。特に若い方の密度の濃い画は、見ていて心に迫ってくるものがありました。動きがあり、それでいてきちんと周りも感じている繊細さがあり、感動しました。こうした若い人々が自分を生き生きと表現できる社会が必要なのだと、そしてその表現の一つに「画を描く」ということがあるのだと改めて感じました。ありがとうございました。(研修生/小谷野真樹さん)

(2010.10.18)


■さいたま市産業文化センターでの『生活に生かすアートセラピー講座』が終了しました■

画像:さいたま市産業文化センターでの講座風景の写真1 さいたま市産業文化センターで、6月28日から7月26日までの4回にわたって開講させていただきました『生活に生かすアートセラピー講座』が終了しました。第1部の「自分をもっと好きになる」と、第2部の「短時間でリフレッシュ」の2コース構成で実施しましたが、お陰様で20名を超す皆様にご参加をいただきました。本当に、ありがとうございました。

 今回の講座でも、たくさんの個性的な画に出会い、そして、魅力的な言葉を受講生の皆様からお聞きすることができました。上の世代から無意識にずっと受け継がれている共通した「女性らしさ」と、今を生きている私たちならではの体験……短い時間でしたが、とても心温かな時間を共有させていただきました。
 特に「お母さん、お父さん、それぞれの思い出」というテーマでは、多くの方が、日常の何気ない場面を描かれていることに感慨を抱きました。ささやかな出来事が日々繰り返される中で、子供の心の奥底にしっかりと記憶されるものが“愛情”ではないか……そう感じた次第です。

 受講して下さった皆様、どうもありがとうございました。またお会いする機会があれば、とてもうれしく思います。

(黒須 美枝)

★今回の講座に参加された皆さんの感想をご紹介します★

 まず感じたのは「ものを表現する(つまり絵を描く)ことって難しいなぁ…」ということ。でも、夢中になってクレヨンを滑らせている時の、何と心地のよいこと! 真っさらな気持ちで、ただひたすら紙に向かう……こういう静かなひと時で、とても気持ちがリラックスできました。また、同じテーマでも、描く絵は人によってさまざまだったのが、非常に興味深かったです。

 自分が絵を描くことは想定せずにクラスに参加したのですが、クレヨンで描くことに、思いのほか楽しみを感じました。それを先生が分析して下さるのも興味深く、知らない自分に気づかされたり、人はみな自分とは違うことを再認識させられたりと、とても面白いクラスでした。ありがとうございました!

画像:さいたま市産業文化センターでの講座風景の写真2

 とても楽しく参加させていただきました。目からウロコな部分が自分自身でもたくさんあり、大変勉強になりました。先生からたくさん頂いたアドバイスを、ぜひ実践したいと思います。ありがとうございました。

 自分の気づきがとても新鮮で、楽しい時間が持てました。過去−現在−未来へと考えや思いが流れて、とても有意義でした。

 絵が下手なので、クレヨンで描くことがとても苦痛でした。でも、描くと楽しくて、自分の気づかない内面が分かったのでよかったです。お金では買えないものを意識すると幸せや根気を身につけられること、手作りの大切さなど、とても勉強になりました。これからの自分の生き方に生かしていきたいです。

 絵が下手なので、自分から描くことは日常生活の中でほとんどないのですが、課題を頂き、直感でクレヨンをにぎる……その感覚がとても新鮮でした。また、他の方々の画を見ながら、先生の解説を伺うのが楽しかったです。1時間では少し短かったように感じました。(ピンクさん)

 平日の午後、いつもとは全く違う時間を過ごして、心の中にさわやかな風が吹き、楽しかったです。女性ばかりで、世代もまちまち。人生の長さを感じさせる奥行きのある画を描かれた方や、思いもよらない色と形を描いた方もいて、本当にさまざまな視点を皆様がもっていることがわかり、毎回新鮮なセミナーでした。黒須先生のお言葉の数々も“ふくいく”で、奥深くとても参考になりました。ありがとうございました。(松沢潤子さん)

 受講生の画1枚1枚にコメントされる先生の言葉の中に、よい意味で“ひっかかるもの”がたくさんありました。「生きるヒントを頂いたなぁ…」と言う気持ちです。「人は自由である、自分も他の人も」「コミュニケーションをとる。ダメな場合はあきらめて、自分が夢中になれるものに取り組む」などなど……。楽しく4回参加させていただきました。

 イメージして描き始めるのに、仕上がりはいつも違ったものになりました。でも、提出すると満足感があり、スッキリしました。親を描くお題は、イメージが浮かばなくて困りました。自分を楽にしていいとか、その方法が少し分かった気がしました。もう少し時間が長いといいのに……と思いました(せめて1時間30分くらい)。とても楽しい時間でした。(Y・Oさん)

(2010.08.02)


■日本画家の小谷野直己先生よる「特別講座」を実施しました■

画像:小谷野直己氏特別講座の写真1 6月26日、日本画家の小谷野直己先生を講師にお迎えし、「絵はコミュニケーョン」というテーマで特別講座を開きました。
 小谷野先生は、日本画の伝統画風「琳派」を踏まえながら、新たな時代の感性を融合した独特の画風で知られ、院展入選など数々の実績を重ねておられる、日本画壇の俊英です。

 先生には今回、お話だけでなく、受講生と共に筆をとっていただき、技法などについても丁寧にご指導いただきました。繊細な線を引くには多様な精神性と情報が必要なことなど、言葉を越えて、先生の“空気感”から直に感じられました。また「日本」そのものとの“新たな出会い”も教えていただいた想いです。

 参加された皆様も、テーマにふさわしく「自分のこと」が引き出されて、貴重なコミュニケーションの場となったようです。

 お忙しい中、貴重なお時間を割いて指導して下さった小谷野先生に、改めて御礼申し上げます。どうもありがとうございました。

(黒須 美枝)

画像:小谷野直己氏特別講座の写真2

★今回の特別講座に参加された皆さんの感想をご紹介します★

 実際に日本画を描く体験を通して、日本文化の素晴らしさを感じました。一人でやったのではできないことばかりで、非常に貴重な体験でした。今日のテーマ「絵はコミュニケーション」にも通ずると感じました。また「たらしこみ」の技法そのものが、自分とは異なる、他人の予想外の動きや言葉、思考を受け入れる、幅広い奥行きのあるコミュニケーションの形だと思いました、ありがとうございました。(山本桂子さん)

 日本画と西洋画(油絵)の違いが分かり、そのメリット、デメリットの特徴が、自分なりに理解できました、実際に絵を描くことで、そのことがさらに理解でき、またそれ以上に、今の自分の事を人に話すことができて、救われる思いがしました。(M・Mさん)

 始まる前に多数の絵筆や、テーブルの上の用具を拝見しながら、お話だけでなく、「にかわ」の感触を手で試してみたことや、 実際に絵筆を握り、色を使い、金箔を慎重に扱いながら「たらしこみ」で 葉書を一枚仕上げたことが、とても充実した時間に思えました。 「日本画」の繊細さが理解でき、 ぐっと身近に感じられるようになりました。 そして、私の祖父は売れない絵描きであったと聞いていたことや、 父が趣味で日本画を時折描いていたことを思い出しました。 亡父との思い出や対話の時間をもつことができ、 参加させていただけて良かったです。 先生のお話は、琳派の話からジャクソンポロックの話に及んだり、 まさにライブならでは広がりで、とても面白かったです。 日本画と油絵の違いについてのお話は、 知りえていなかった点でしたので、絵を見るときの視点が変わったことが発見でした。 屏風の新たな見方を教えていただき、奥深く鑑賞ができるようになりました。 先月、池袋西武で小谷野先生の作品の数々を拝見させていただきましたが、 講座でのお話を通して、作品の色合いや、箔が張られて細やかで繊細であったことが、改めて思い出されました。 ありがとうございました。 (松澤潤子さん)

(2010.07.28)


■ワインアドバイザーの松澤潤子先生による「特別講座」を開催しました■

画像:「ワインの喜び方と楽しみ方講座」の写真 2月22日、ワインアドバイザーの松澤潤子先生を講師にお迎えし、『ワイン(和飲)の喜びと楽しみ方』と題した特別講座を開催致しました。

 松澤先生は、さいたま市にある老舗の酒類卸問屋「株式会社 松澤屋」の社員で、「ワインアドバイザー」の資格の持ち主(日本ソムリエ協会認定)。同社の創業家に嫁ぎ、ご主人と事業に取り組むうちにワインの魅力に惹かれ、同社のワイン直輸入販売事業の立ち上げに携わりました。現在は、同社が運営する、輸入ワインの通販サイト「Grandvin 松澤屋」(http://www.grandvin.net)の運営に携わるとともに、ワインアドバイザーとして、ワインの楽しみ方の普及に務めていらっしゃいます。

 私自身はこれまで、ワインは、その時々に手に入ったものを、何となく頂いているにすぎませんでした。しかし、松澤先生から「良いワインと出会うことで、人も“奥行き”が出てくる」という話をお聞きしました。今回、ワインとは自然のエネルギーと人の智慧が融合することで発酵するものであり、クリスタルなルビー色などさまざまな要素で、心と身体のレベルを高めてくれるものであることが、とてもよくわかりました。認識を新たにする、非常に得難い機会だったと思います。

 お忙しいにもかかわらず、快く時間を割いて講義をして下さった松澤先生、どうもありがとうございました。また、当日、雨の中を参加して下さった受講生の皆様にも、心より感謝申し上げます。

(黒須 美枝)

★今回の特別講座に参加された皆さんの感想をご紹介します★

 日本酒とは違う、ワインのさまざまな話をお聞きすることができ、また、その視点が今までとは違う独特なメッセージで、とても勉強になりました。特に、味に対する感情を言葉で表現する、語彙の豊かさに刺激されました。(Mさん)

 和やかに平和に頂く果実酒、ワインの知識はほとんどなかったので、飲み比べや、イメージを描くこと、グラスを変えることで味が変わるなど、新たな体験ができ、知識も深まりました。貴重な時間をありがとうございました。(阿部広子さん)

 美味なお酒、美味なお話、美味な方々との素敵な時間を、ありがとうございました。この講座で“一歩”世界が広がりました。ワインを楽しむように、これからのさまざまな機会や出会いを楽しもうという、心の豊かさを与えて頂きました。(野村大輔さん)

 五感をフルに使ってワインを楽しむ、そして感じたことを言葉で表現する、良いワインは情報がたくさんあり、それは人との出会いと同じで新しい扉を開ける……などなど、まるで魔法を教えていただいているような時間でした。平和でなければ飲めないワインだからこそ、創り手や運ぶ航路を思い、平和であることに感謝して頂く……。落ち着いた雰囲気の中、心に残る言葉や想いを、美味しいワインとともに頂きました。ありがとうございました。(小谷野真樹さん)

(2010.03.28)


■健康保険組合主婦検診協議会の研修会にてセミナーを行いました■

画像:健保組合主婦検診協議会セミナーの写真1 11月13日、医療法人社団同友会・春日クリニック様と健康保険組合主婦検診協議会様の研修会にて、セミナーを実施させていただきました。昨年の2月に続く、2回目の開催となりました。前回に続いて参加された方もおられ、感謝の気持ちでいっぱいです。

 今回も、いろいろな画を描いていただきましたが、特に「元気な時、疲れている時にそれぞれ食べたい物」と言うテーマでは、気分と食事の関連性について、多少なりとも参考にしていただけたのではないかと思います。
 「元気がない時の画」は、蕎麦やおかゆなど“流動食的なメニュー”を描く例が圧倒的に多く、逆に「元気な時の画」は、ステーキやカツ丼、お寿司など、しっかりしたメニューが多く描かれました。「“噛む”と言う動作には元気が必要」ということを、改めて感じた次第です。

 今回のセミナーが、お忙しい皆さまのご健康に、ささやかなヒントになれば幸いです。参加された皆様、どうもありがとうございました。

【追記】「感謝している人にプレゼントしたい物」というテーマの際、「果物かご」を描かれた方がいらっしゃいました。お友達が入院中で、病気により、味覚も以前のようではないとのことです。「早く元気になって、美味しい果物を食べてほしい」という思いで画を描かれたそうですが、後日、そのお友達がセミナーの当日に亡くなられた、というお話をお聞きしました。「きっと、何か思いが伝わっていると思います」と、その方はおっしゃっていました。
 心よりご冥福をお祈り申し上げます。

(黒須 美枝)

★今回のセミナーに参加された研修生の感想をご紹介します★

画像:健保組合主婦検診協議会セミナー写真2 黒須先生の『心の健康に気づき、築こう』というテーマのお話に、深くうなずきながら聴いていらっしゃる方々を拝見しながら、今この時代に必要なテーマなのだ、ということを再認識しました。「元気な時、疲れている時にそれぞれ食べたい物」では、「何を食べたいかで自分の身体の健康状態や精神的な疲れの状態を見ることができる」ということに、改めて、日頃の食生活を考えました。食生活が乱れたり、偏ったりすることで病気になってしまう、ということもありますので、さらに毎日の食事について見直してみようと思います。「単身赴任だ」と言う男性の方が描かれていた「プレゼントしたいもの」の画が、とてもきれいな花束で印象的でした、描かれている時の様子も、心がこもって楽しそうな姿でした。(市川美紀さん)

 2度目の参加となりましたが、前回同様、たくさんの画を拝見することができ、大変勉強になりました。研究の結果が出るようになり、書籍やメディアで取り上げられるようになったことで、意識(心)と身体が相互に働きかけているということについて、とても身近になったということが、参加されている方の熱心な姿勢からもよくわかりました。アートセラピーを学んでいる私にとっても、励みにもなった一日でした。(関川加奈子さん)

 自己紹介の際に名乗り忘れてしまったのが心残りでしたが、思いの詰まったたくさんの画を拝見できました。クリスマス、年末・年始まであっという間ですが、皆さんのプレゼントが良い形で実現されることと、師走を控え、お疲れの時のお食事が、優しく彩りのあるものであるよう願っております。(山本桂子さん/岡山支部)

 画を描くことで見えてくる、自分の心、人の心。画に描くことで、その画が動き出し、心が動き出し、共感が生まれ、笑顔が生まれる……そんなシーンが幾つもありました。「今と過去と未来が同時に在るのが画なのだ」と改めて思いました。「感謝している人にプレゼントしたいもの」というテーマの際、静かな声で「離れて暮らすお母さんに、奇麗な花束をプレゼントしたい」とコメントされた方の画には、お母さんが自分では普段買わないような、香り立つような花が描かれていました。その花を渡した時のお母さんの顔、その表情を見た時の自分の幸せな気持ち……それら全てが、優しい花束を描いた1枚の画に込められているのを感じました。その方の人生の、かけがえのない瞬間に立ち会えたような、とても幸せな気持ちに私もなりました。思った事を出来る事から行動する大切さを「意識の習慣」という視点で話された黒須先生のお話も、「自分の健康」「家族の健康」「会社の方々の健康」という広い意識をもっている参加者の皆さんに、必要なメッセージだったのではないかと思います。(小谷野真樹さん)

(2009.12.04)


■脳外傷友の会「うつくしま」でセッションを行いました■

画像:「うつくしま」でのセミナー 10月25日、福島県の脳外傷友の会「うつくしま」様からお招きを賜り、アートセラピーの講演とセッションを開催しました(会場:福島市もちずり学習センター)。「脳外傷友の会」は、事故などによって高次脳機能障害を負った方々やそのご家族が、共に励まし合い、頑張っていくための集まりとして、全国各地に設立されています。「うつくしま」もその一つで、福島県で活動しています。

画像:指導する山本さん 当日は21名の皆様にご参加いただきました。今回実施したのは、参加された皆様が日常的なストレスから少しでも解放され、リラックスしていただけるようにと願って組み立てたプログラムで、お一人5枚ずつ画を描いていただきました。

画像:早坂満人さん作品 作品の中から3点ご紹介させていただきます。
  テーマは「感謝している人にプレゼントするとしたら?」です。

  左は早坂満人さんの画。「両親に、元気な自分をプレゼントしたい」とのことです。
 また、Tさんは「お医者さんやみんなに、自分の元気な声を届けたい」と「電話」を描き(下左)、Sさんは「いつも自分の世話で大変なお母さんを、きれいなお花が咲いている楽しい所に連れて行ってあげたい」と下右の画を描きました。

画像:Tさん作品画像:Sさん作品

 お陰様で、参加された皆様からは、大変ご好評を頂きました。お忙しい中、参加して下さった皆様、どうもありがとうございました。
 後日、事務局の方から「翌日は大雨でした。セミナーの日でなくてホッとしました」と教えていただきました。天候にも本当に感謝です!

(黒須 美枝)

★セミナーに参加された皆さんの感想をご紹介します★

 何十年ぶりかで、画を描きました。私自身の心の中を読み取っていただき、ありがとうございました。皆さんの画の感想を聞きながら、これからの生き方について勉強になりました。世の中の人や物に感謝して毎日を過ごしたいと思います。(高橋好恵さん)

 今の心情や考えなどが、そのまま画に表出されることにとても感心しました。負の気持ちをプラス思考にすることが大切だと学べました。(Mさん)

 楽しかったです。何十年ぶりで画を描きました。時にはこんな時間を過ごすのもよいものですネ。すごく大きな声で笑ったので、ストレス解消にもなりました。お世話になりました。(Keiko-taさん)

 久しぶりに画を描いて、自由に好きな物を描くことや気持ちを描くことは難しいと感じた。しかし、表現することは面白く、楽しかった。また、一人一人、個性が出ていて面白いと思った。(小針さん)

 すごく久しぶりに画を描いてうまく描けるか心配だったけれど、意外にうまく描けたのでよかった。(H・Eさん)

 今日はありがとうございました。大きな笑い声で、とてもステキな一時を過ごせました。介護一色の生活ですが、こんなに楽しい時間を会の皆さまと共有できたことが本当に感謝です。先生のお話が、障害をもってしまった人との区別がなく、皆で楽しめ、気づきがあったと思います。(早坂佳代子さん)

 初めてアートセラピーに参加しました。画を描くのはとても下手なのですが、交流をしながら楽しく参加することができ、よかったです。(S・Nさん)

 今日はありがとうございました。今日はとても楽しかったです。(Sさん/13歳)

 また来たいと思いました。(南條修さん)

 とても楽しく時間を過ごさせてもらいました。あっと言う間に時間が過ぎたという感じで、真を得たお話で「ドキ!」とすることがしばしば。毎日の心の安定に、お話を受けたことを心していきたいと思います。心地よい疲れ。ありがとうございました。(南條正子さん)

 とても参考になりました、日頃、何も考えずに過ごしている自分を反省しています。(伊藤容子さん)

 とても楽しく時間がすぎて、アッという間でした。初めて描いた画、聞いた話もありました。再び会うことができたらよいですね。(Tさん)

 今日一日ありがとうございました。子供の描いた画によって、今の子供の心の状態がわかるということに驚きました。これからは、いつも動いている子供の心の動きを止めることなく、接していきたいと思います。(Hさん)

 楽しい時間をありがとうございました。アートセラピーがどんなものか知らずに参加させていただきましたが、自分の心の変化、心の中が思い切り見えたように感じました。自分では思っていなかった自分が、今日のセラピーのお陰でよくわかりました。(Aさん)

 ありがとうございました。(早坂満人さん)


画像:研修生記念写真
【研修生の感想】

 ご参加いただいた皆様の笑顔に、「遠路はるばる…」という感覚を忘れてしまいました。普段はご本人にすら見えないことが多い「思い」が、画を通して見えた時の感動は、今回もとても新鮮で温かいものでした。冬を前に、大きく広がる温かい時間をありがとうございました。(山本桂子さん)

 一枚一枚の画のエネルギーと、皆様の笑顔のエネルギーを体感した一日でした。最初にグループで回し描きした画から、はがきサイズの花の画まで、どれも個性豊かで躍動感があり、日常に、そして自分の感覚に真摯に向き合っていらっしゃるということが、お話からも画からも感じられました。福島は水がとてもおいしい土地とお聞きしました。「うつくしま」の皆様の、描いていられる時の密度の濃い時間や細やかな感性、表現力からも、歴史が培った確かな流れを感じました。ありがとうございました(小谷野真樹さん)

(2009.11.27)


■ヨガインストラクターの市川美紀さんによる「特別講座」を実施しました■

画像:市川美紀 10月17日、ヨガインストラクターの市川美紀さんに講師をお願いし、「特別講座」を実施しました。

 市川さんは、NPO法人 日本予防医学療術協会認定のヨガインストラクターで、同協会認定のチャイルドボディセラピスト、さらに保育士の資格もお持ちです。また、当スクールのアートセラピスト養成講座も受講され、当スクール認定の「アートセラピスト2級」もお持ちです。現在、ヨガ教室を主宰されています。

 今回は「美は健康」というテーマで、実技を交えながら講義していただきました。
  丁寧でリズムカルな指導はとても参考になり、またご自身の若さと美しさから、指導の効果を実感できました。継続して行うことで、身体の様々な機能が確実に活性化できるとのこと。1回の体験からも、その予感を十分感じることができました。丁寧に動かすことで、身体の各部分が、いい意味で自己主張し始めたという感覚が得られたことも、貴重な体験でした。私自身、今後の生活の中に取り入れていきたいと思います。

 またぜひ、ご指導をいただきたいと思います。どうもありがとうございました。

(黒須 美枝)

★今回の「特別講座」に参加された皆さんの感想をご紹介します★

画像:ヨガ特別講座記念写真 きちんと時間をかけてやった、初めてのヨガでした。呼吸と姿勢の両方を意識するのが、最初は少し難しかったのですが、市川先生ご自身の体験を聞きながらその体勢をとるのは、できないなりに効果があるような感じがして(実際、効果はあるのですが)、ちゃんと身に付いているという感覚があり、楽しかったです。ヨガ自体、とても深いワークだと思うのですが、それを短時間で、とてもわかりやすく説明して下さいました。「もっと知りたい」と思えるお話の仕方で、よかったです。(関川加奈子さん)

 次の日の身体感覚が違うのに驚きました。髪の毛も違う! 艶があるのです。それに体がスゥッと繋がっている。体の各パーツが仲良くなっている感じでした。決して無理をしないで、ゆったりした呼吸をしながらポーズをとっていく……。「動物のポーズ」は、真似ることで動物的感覚を取り戻しているように思え、また「太陽礼拝のポーズ」の流れは、天と地への感謝、古代的なエネルギーが感じられました。市川さんの自然な誘導に体が心地よく導かれ、目覚めていく感じがしました。ふだん気をつけるだけで変わる簡単なテクニックから、感情が体に及ぼす影響、体の状態がどう感情に影響するか、意識することの大切さなど、アートセラピーと同じと感じることも多々ありました。とても濃密な時間でした。ありがとうございました。(小谷野真樹さん)

(2009.10.30)


■気功太極拳の沈再平先生をお招きして「特別講座」を行いました■

画像:沈再平特別講座 7月12日、気功太極拳を研究・実践しておられる沈再平先生をお招きし、講話と気功太極拳の実演をしていただく「特別講座」を行いました。

 沈先生は1988年に来日。現在、都内の講座を中心に、気功太極拳の指導と普及に努めておられます。故国で越劇(中国の伝統劇)の俳優として活躍されていた経歴をお持ちであるだけに、その演技は華麗で、指導も初心者に分かりやすいと人気を博しておられます。

 昔から、物事の達成には「心・技・体」が必要と言われています。その究極の形のような沈先生の演舞を、間近で拝見させていただきました。「陰と陽は連動している。陰と陽が合わさった境界線上で迷ったときは、躊躇なく陽を選択すること」など、素晴らしい言葉も教えていただきました。

 今回、高名な沈先生のお話を拝聴できたことは、この上なく素晴らしい体験でした。お忙しい中、貴重な時間を割いて下さった沈先生に、改めて御礼申し上げます。(黒須 美枝)


★今回の「特別講座」に参加された受講生の皆さんの感想をご紹介致します★

 沈先生の、テンポがよくて、時にはユーモアたっぷりのお話に、引き込まれてしまいました。たくさんの興味深いお話の中で「チャンスの裏には努力がある。そのチャンスをパッとつかめるかどうか、常に意識をすること」との言葉は、これから私自信の体験となるように意識しようと思いました。また、優雅で力強い太極拳は素晴らしく、ストーリーがあるように感じました。ありがとうございました。(市川美紀さん)

 流麗な動きと、ご自身の多彩な経験を交えながらのお話から、意識と身体がつながっていることがよくわかりました。あっという間の時間でした。「心が柔らかくなると身体が柔らかくなる。逆もまた真なり」「“どのように”の部分が大事」というお話も勉強になりました。ありがとうございました。(関川加奈子さん)

 太極拳は大きな動きかと思っていましたが、指先の動きや呼吸の変化が繊細で、実際にやってみると、とても難しく感じました。先生のしなやかな動き、目線の艶やかさ、お話も広く自在な流れで、大陸的なものを感じました。ありがとうございました。(小谷野真樹さん)

 たくさんのお話を伺い、音楽に合わせた先生の流れるような身体の動きを拝見したり、私たちも先生に合わせて身体を動かしたり、全てが大変参考になりました。太極拳は見るのと実際にするのとでは全く違い、奥が深いことがわかりました。先生の手の美しさや身体の表現、目の動かし方も印象に残っています。「良いものも悪いものも、一度は手に取ってみて、要らないと思ったら捨て、常に手を空けた状態にして、次のチャンスをつかんでいかなければならない」とのお話は、とてもよく理解できました。対策をいろいろ考え、シミュレーションし、思いついた事は即実行して、何度もイメージしながら行動を起こす……でも、受け取らず、気が付かず、行動に移せない人はいるのだなと。「自分を守るために、人の話を受け入れない、聞かない人がいる」ということも理解できました。「自分を守る事」の重要性はもちろん納得です。太極図の説明もあり「良い事と悪い事は表裏一体、巡りがあって、行き過ぎたりすると反対に振れて戻ることがある」というお話も参考になりました。十分注意を払いつつ、よい方向にベクトルを向けながらも、反対に戻されることに予め心を配っておくことが重要であることもわかりました。大きな人生の術のお話をしていただいたと感じ入りました。(Mさん)

(2009.08.23)


■特別養護老人ホーム「はるぱてお」にてアートセラピーを行いました■

 私は月に一度、さいたま市にある特別養護老人ホーム「はるぱてお」さんで、ボランティアをさせていただいております。ホームの皆様のお話し相手になるくらいのささやかなものですが、これが縁で、先ごろ、アートセラピーをさせていただく機会を得ました。

 当日は、日頃から絵手紙をお描きになっている方など、7名の皆様に参加いただきました。
 描いていただいた画のテーマは「自分の好きなくだもの」です。アートセラピーでは、実際に目の前にくだものを置いて描くことはありません。ですから、実はこれは、とても難しいことです。
  しかし、どの方も、本当に愛らしく、元気で、センスのある、個性にあふれた画を描いて下さり、大変感動致しました。

  楽しい思いを描くことは、自分自身の心と身体に、快適な刺激を与えることができます。また、自身の画を飾っておくと、気持ちがホッとする効果もあります。

 貴重な機会を与えて下さった「はるぱてお」のスタッフの皆様、参加いただいた皆様、本当にありがとうございました! (黒須美枝)

画像:宮崎セミナー02画像:宮崎セミナー01

(2009.07.22)


■ギタリストの下館直樹氏をお迎えして「特別講座」を行いました■

画像:下館直樹特別講座 5月29日、アートセラピスト養成講座に“特別講師”としてギタリストの下館直樹さんをお招きし、「特別講座」を行いました。下館さんから、いろいろお話を伺いながら、教室で生演奏をしていただきました。

 私は音楽の演奏について、以前から「きちんと聞かなくてはいけない演奏」や「BGMのような演奏」は「面白くない」と思っています。特に前者は、聴いている間に自分の“思い”が広がらず、少々苦手です。
 しかし、下館さんの演奏は、個性的なのに、聴いている私のイメージで自由に遊ぶことができる、大変素晴らしいものでした。

 貴重なお話と、心に響く演奏をして下さった下館さん、どうもありがとうございました。また、講座に参加いただいた受講生の皆さんにも、改めて御礼申し上げます。(黒須美枝)

★今回の「特別講座」に参加された受講生の皆さんの感想をご紹介致します。

 半径3m以内で生の演奏を聴くという、大変貴重な時間と空間をありがとうございました。ギターを爪弾く長い指や、演奏の始まりと終わりの瞬間に変わる表情、長い間蓄積されてきたイメージや感覚、知恵・知識が融合された絶妙なバランス……。講演と演奏が連続した一つの曲のように感じられました。これまでにない感動が、数日経った今でも静かに広がっていることが、不思議だけれど、うれしく思います。全身で聴いた音や言葉が、静かに少しずつ広がる波紋のように増幅しているようです。(関川加奈子さん)

 「自分の音を探していくと、だんだん道が細くなる。それはとてもつらい」「いかに音楽に入れるか。バランスボールに乗るように“♪”の上に乗っていく感覚」「とことんやる。すると、やらざるを得ない流れに乗ることができる」「音楽の職人」――音楽に対する姿勢や思い、経験が感じられる、たくさんの言葉を下館さんから頂きました。謙虚でありながら力強く、私も「自分の可能性をたくさん信じてみよう」と励まされました。弾いて下さった曲はどれも忘れられませんが、特に心に響いたのは、下館さんが歌いながら弾いて下さった「月」でした。声が幾重にも重なって聞こえ、とても奇麗で、月を見上げていた小学生の頃を思い出しました。フラメンコのブレリア曲も、情熱的なのにもの悲しく、大好きです。言葉では表現できない時間でした。(N・恭子さん)

 一音一音、透明感のある、磨きかけられた音色でした。大切にギターと向き合っていらっしゃることも伝わってきました。「tuki suki tuki suki」の歌も、その日一日、私の中で巡っていました。「集って 満月〜」のフレーズも心に響きました。「集い」という言葉は大好きで、わが家をリフォームした時のテーマが「集い」でした。音色は、ワインに例えるなら「オーストリーの白ワイン」です。ありがとうございました。(Mさん)

 下館さんのギターの音色を聴いていると、いろいろな風景が目に浮かびました。音に誘われ、遠い国を訪ねているような感覚……異国の街角や人との出会いを想像して、時折、胸が熱くなりました。音の一つ一つが深く、温かく、軽やかで、身体の隅々まで震える感覚がして、家に帰ってからも、その振動が止まりませんでした。お話には、夢を実現させたい私にとって、いま必要な言葉がたくさんありました。声も素敵でした(満月の歌、とっても素晴らしかったです!)。次回を心から楽しみにしています! ありがとうございました。(小谷野真樹さん)

 間近で演奏をお聴きし、感動しました。いろいろなジャンルの曲がありましたが、その中でも、情熱的なフラメンコは心が熱くなりました。よく、男性のアーティストが「女性にもてたくてギターを始めた」と言っているのを聞きますが、わかる気がします。優しいギターの音色に包まれて、心地よく、幸せな気持ちになりました。音楽には人を癒す不思議な力があるのだと実感しました。素敵な時間をありがとうございます。(市川美紀さん)

(2009.06.08)


■池袋コミュニティ・カレッジで、公開講座を実施しました■

 5月6日(水)と10日(日)、池袋コミュニティ・カレッジにて公開講座を開催しました。6日は『女性が元気にはたらくために 〜画(え)でふれる自分の心〜』と題し、主にお勤めされている女性を対象に開講、また10日の『お母さんのための心理学入門 〜画(え)でわかる子供の心〜』は、子育て真っ最中のお母様方を対象とした講座でした。お陰様で、両講座とも好評のうちに終了することができました。ご参加いただいた皆様には、改めて御礼申し上げます。今後も、テーマ別の公開講座を開催していきたいと考えておりますので、その際にはまた、ご参加いただければ幸いです。

 以下、二つの講座の概要と、受講された方が描かれた画の中から、何枚か、コメントを添えてご紹介致します。

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 ★5月6日『女性が元気にはたらくために 〜画(え)でふれる自分の心〜』

 「悲しみ」「元気な時の食事と、つらい時の食事のイメージ」「さようならを言った時」の3つのテーマで、各1枚ずつ描いていただきました。
  その中から「さようならを言った時」の画を3点、ご紹介致します。描かれたご本人のコメントと、画に対する黒須の一言を添えました。

画像:池袋公開講座作品AB♪ Aさん
「さよなら」は心に準備のある言葉に思い、青に桃色を重ねた雫にしました。以前なら、その時点のみを描いたと思いますが、時が癒してくれ、受容していけることを、徐々に色が明るく変化し、広がる感じで表現したくなりました。

♪ Bさん
 父が亡くなった時は悲しかった、でも、私をとても可愛がってくれていたので、悲しくはあっても、前を向くことができた。その時の気持ちです。
〈黒須より一言〉チェーン状の形態は、自分の家族関係を表現する際に、描かれやすいモチーフです。悲しいと涙が目からこぼれる……当たり前と言えば当たり前ですが、人体の計り知れない不思議を感じます。

♪ Cさん
 私が生まれ育った街には、大きな川と橋がありました。「さよなら」という言葉を聞いて、その風景が思い出されました。そこでは、たくさんの「さよなら」がありましたが、今では全てが夢のよう。昔の自分を1枚の風景画のように眺められるようになっている自分に、画を描くことで気づいたように思います。
〈黒須より一言〉体験と場所が密接な記憶となっていることが画から見て取れます。

画像:池袋公開講座作品C 私たち一人一人の感情は、時代の影響をとても受けます。人間関係の悩みも、高度成長時代は「怒り」、現在は「悲しみ」が強くなりがちです。「怒り」は、やる気や行動力に転換しやすいのですが、「悲しみ」は落ち込みや無気力に移行しがちです。前向きだからこそ悲しくなる……そのプロセスを自身で納得することが、継続した「元気」の支えになります。

 「さようなら」は、形としては「他者との別れ」「会社を辞める」といったことになりますが、それによって、自分自身の幼さとか、それまでのこだわりから解放される、という側面もあります。「さようなら」を思い出すと胸がジーンとなるのも、弱く甘えのあった自分(でも、それゆえに自分を可愛らしく思う自分)との別れでもあることが、背景にあります。

 今回の講座では、カウンセラーの方や、仕事で社員の悩みに対応されている方にもご参加いただき、普段からご自分の心に丁寧にかかわっている皆様の画に出会わせていただきました。画について、描いたご本人からコメントを頂きましたが、これらは、描いた後で見えてくる言葉です。言い換えれば「描かなければ出会えなかった言葉」とも言えます。

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 ★5月10日『お母さんのための心理学入門 〜画(え)でわかる子供の心〜』

 私がこれまで子供たちに描いてもらった画を見ていただき、アートセラピーによって見えてくる子供たちの世界を案内させていただきました。そして、最後に1枚、参加された方にも「子供にリラックスを与えていると思える母親(ご自身)のイメージ」というテーマで画を描いていただきました。

画像:池袋公開講座作品D♪ Dさん
 果たして私は、子供たちをリラックスさせていることがあるだろうか……日常を振り返っても、なかなか思い浮かびませんでした。画に描いたピクニックは、たぶん、家(日常)から離れた場面で、私自身もリラックスしているのだと思います。主人は子供の面倒を本当によく見てくれます。子供たちもパパが大好きで、一緒にいると、とてもリラックスしています。私も主人がいると安心できるので「一人の力」とは、そういうことなのでは……と思っています。
〈黒須より一言〉自分がリラックスしていなければ、他人にリラックスを与えられないことが、とてもよくわかります。また、リラックスには「場所の移動」が重要なこともわかります。描くことで、当たり前と思っていることの意味が、ハッキリしてくるものです。

 10日の講座を受講された方の感想を、一つご紹介させていただきます。

 友人から受講を誘われ、とても楽しみにしていました。先生のお話をお聞きし、同感してドキッとしたり、幼少の自分を振り返り、涙がこぼれそうになった時もありました。たくさんのメッセージを頂き、ありがとうございます。私にとって、とても大切な日になりました。(Sさん)

(2009.05.17)


■宮崎市の『ワイオピピ』でセミナーを実施しました■

 春と秋の恒例となっている、宮崎市のクリスタルショップ『ワイオピピ』主催のアートセラピーセミナーを、今春も3月27〜30日に実施いたしました。今回は個人セッションで、初めての方を含め、11人の皆さんとお会いすることができました。
 今回出会った皆様の画は、いずれも、真剣に生きていることが伝わってくるものばかりでした。悩んでいればいるほど、画に込められた情報の密度は濃くなり、とても分析しやすくなります。今回で2度目のセッションになった方も、以前より感情が後戻りせず、心の余裕が高くなっていることが感じられました。
  セミナーを主催していただいた『ワイオピピ』の津田さん、また、参加していただいた皆さんに、改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。

★今回のセッションに参加された方の画の中から、興味深いものを一つご紹介致します。

画像:宮崎セミナー受講者作品【ゼロか100の周波数】

描かれた方は40代の女性です。
女性の感情は「よい」「悪い」の、どちらかに偏りがちです。本人によると「一人のときは下のゼロ、対人的には上の100」のイメージとのこと。2つの線が間隔を空けて描かれており、そのギャップから、ストレスを受けていることが感じられます。

このような単純な画でも、いろいろな事が見えてきます。

★今回のセミナーに研修で参加された、アートセラピスト養成講座の受講生・市川美紀さんの感想を紹介します。

 宮崎研修に参加させていただき、ありがとうございました。同席させていただいた2名のお話を聴きながら、非常に強いエネルギーを感じました。それはたぶん「生きる」「幸せになりたい」ということに真剣でいらっしゃるエネルギーだと思いました。そして、お二人の中に、自分との共通性や共感性を感じました。

《気づいた点》
 *描く人自身が、本当にそのまま画に表れるということ。
 *描きながら、話をしながら、少しずつ変化をしていく様子がよくわかりました。
  人は話を聴いてもらうことで、こんなにも解放されるのだと実感しました。ただ、それは黒須先生のように、受け止める心の大きさや、やさしい強さがあるからなのですね。
  貴重な体験でした。ありがとうございます。(アートセラピスト養成講座受講生:市川美紀)

(2009.04.28)


■FMラジオ局「レッズ・ウェーブ」の番組に出演しました■

  去る2月5日の木曜日、当スクール代表の黒須美枝が、さいたま市のコミュニティーFMラジオ局「レッズ・ウェーブ」(うらわエフエム/78.3MHz)の番組に出演致しました。
 今回お招きいただいたのは、月曜日から木曜日の午後に放送されている番組『アフタヌーンプラザ』(13:00〜15:55)。午後2時40分からのコーナーに出演し、番組パーソナリティーの笹本静香さんに、アートセラピーについてお話しさせていただきました。

 番組では、実際に笹本さんに、簡単なアートセラピーを体験していただきました。「怒り」というテーマに基づいて笹本さんに画を描いていただき、そこから「繊細、冷静、大胆、対象との距離、情報センサー、怒りが後でやって来る、バランス」といったキーワードを引き出して説明致しました。わずか10分間と短い時間でしたが、笹本さんからは「とても楽しかったです!」との感想を頂きました。また、黒須にとりましても、聴取エリアが狭い地域に限られたコミュニティーFMラジオとはいえ、公共の電波に自分の声が載るのは初めてのことで、思っていたより緊張してしまいました。しかし、非常によい経験となりました。

 お相手をして下さった笹本静香さん、番組にお招き下さったレッズ・ウェーブの皆さん、そして番組を聴いて下さった皆さん、本当にどうもありがとうございました(わざわざ聴取可能エリアまで足を運んで聴いて下さった方もいらっしゃったとのこと。感謝の気持ちでいっぱいです!)



写真:笹本美香さんの画

※放送をお聴き下さった皆さんが、感想をお寄せ下さいました。どうもありがとうございます。以下に一部をご紹介させて頂きます。

 浦和近辺の駐車場に車を止めて聴きました。改めて、黒須先生が伝えたい思いと事柄がよくわかりました。普段の先生を知っているだけに、はじめの1〜2分は少し緊張されているようにも思えましたが、話が進むにつれて、いつもの先生らしくなり、適切で短いお言葉で聞きやすかったです。「心に張りが出てくると、肌にも張りが出てくる」というお話は印象的でした。また、企業にとっても、アートセラピーは時代のニーズがわかり役立つことがたくさんある等、短い時間の中にも伝わるものがたくさんありました。放送に合わせて時間をつくり、78.3MHzに耳を傾けてよかったです。(J・Mさん)

 とてもわかりやすい説明でしたね。クロスワールドがさらに広がるといいですね! 実は、車を止められそうな場所に行って、カセットラジオで録音しました。当院の受付の黒須さんの絵の前にカセットラジオを置き、患者さんにいつでも聞けるようにしたいと思っています。(仲 勝幸さん/自然整体療院経営)

☆仲さんは療院を開院以来、受付に「アートセラピー絵画」を飾って頂いています。

(2009.02.12)


■群馬県高山村でセミナーを実施しました■

写真:高山村セミナー(1)  さわやかな秋晴れに恵まれた10月10日、群馬県高山村の観光施設『ふれあいプラザ』で、お仕事をされている皆様を対象としたアートセラピーセミナーを開催させていただきました。

  高山村は、群馬県の北西部に位置する、豊かな緑に恵まれた、心身ともにリフレッシュできる場所です。村内には「県立ぐんま天文台」もあり、美しい星空を守るために「光環境条例」が制定されていることでも知られています、

  今回のセミナーのテーマは「自分の潜在意識に気づく」で、お一人様に3枚ずつ描いていただきました。どの方の画も、非常に個性豊かで、私どもにとっても、大変勉強になりました。
  中でも「自分のそばにあったらホッとすること、モノ、風景」というテーマでは、高山村の山や温泉が描かれていました。参加された皆様が日々生活されている環境の豊かさを実感した次第です。

 セミナーに参加された皆様には、改めて御礼申し上げます。

 以下に、セミナーを聴講およびサポートして下さった皆さんの感想をご紹介致します。

写真:高山村セミナー(2) 先日は、とても貴重なセミナーを聴講させていただきました。黒須さんを中心とした、息の合ったチームプレーには大変関心致しました。聴講前は「アートセラピーとは?」と全くの無知でしたが「なるほど…! と勉強になりました。それにしても、皆よく画が描けるなと関心しました。それも、テーマに合って 表現豊かに…。(埼玉県エアロビック連盟顧問/芹澤恒生さん)

 翌日にイベントを控えられてお忙しい中、参加させていただき、ありがとうございました。
 ホッとするテーマの画は…
 ●観させていただく側も幸せになる画で、
 ●自分の「ホッと」を表現することで、
…他の人も同じ気持ちになれるとわかりました。(岡山支部/山本桂子さん)


 同席させていただき、ありがとうございました。参加者の、時にダイナミック、時に繊細な画が、本当に高山村の豊かさそのものを表しているようで、たくさんの刺激をいただきました。何ものにも代え難い景色と人柄で、これからもたくさんの方を癒していっていただきたいと思いました。ありがとうございました。(関川加奈子さん)

写真:高山村セミナー(3) 高山村ふれあいプラザでお仕事されている皆様は、とても想像力が豊かで、画に立体感と繊細な色感があるのを感じました。日々、他府県からいらっしゃる、さまざまなお客様と接する大変なお仕事の中で、お一人お一人が、ご自分らしさの感覚をしっかり持っていらっしゃることも、画とコメントから感じました。土地の水の素晴らしさ、空気の透明感、黄金色の稲穂、赤いりんごの木々、星空……本当に素晴らしい土地に恵まれ、なおそれを維持することに努力されている方々にも出会い、大変勉強になりました。人は暮らしの中でしっかり生きてこそ、人をもてなす温かさや笑顔が生まれるのだと思いました。ありがとうございました。(小谷野真樹さん)

(2008.11.08)


■認定コース2級の特別講習を実施しました■

 アートセラピスト養成講座では、いろいろなジャンルのアートに出会うことで、感性を高めていくことも重視しています。その一環として、7月17日、認定コース2級を受講されている皆さんを対象に「特別講習」を実施しました。その様子をご紹介致します。

写真:古宮修治氏との記念写真 当日は、まず、川口市にある古宮修治さんのチェンバロ教室を訪問しました。古宮さんは桐朋学園大学音楽学部チェンバロ専攻を卒業され、ミュージックアカデミー東京の講師も務めておられる、気鋭のチェンバロ奏者です。チェンバロの素晴らしさを、より多くの人々に知ってもらおうと、今年3月に自らの教室を開設されました。マリー・アントワネットも好んで弾いたというチェンバロ。その美しい調べを、CDや古宮さんの生演奏で、解説とともに聴かせていただきました。チェンバロの音色が心と身体全体に広がっていくような素晴らしい体験。心地よい時間を過ごさせていただきました。

 次に、さいたま新都心に移動し、さいたまスーパーアリーナ内にある『ジョン・レノン・ミュージアム』を訪問して、水沢順一館長にお話をうかがいました。
写真:水沢順一館長との記念写真 ビートルズ、中でもジョン・レノンは「特別の存在」という思いが、ずっとあります。ミュージアムを訪れるたびに、その意味がハッキリしてくるような気がします。

 続いて、さいたまスーパーアリーナの5階にある音楽スタジオ『すわんど』におじゃましました。『すわんど』は、全国的にも珍しい、和太鼓のスタジオです。間近に聴く和太鼓の音の迫力に、一同圧倒されました。各自が演奏も体験させていただきましたが、その楽しさと奥行きがよくわかりました。レッスンをして下さった、高木てん先生のフォルムの美しさにも感動しました。

 どれも普段では得られない貴重な体験だけに、参加された受講生は、皆一様に感動した様子でした。今後も、こうした「特別講習」の機会を設けていきたいと思っています。受講生の皆さん、お疲れ様でした。また、貴重なお時間を割いてご協力下さった、古宮修治さん、水沢順一館長、『すわんど』のスタッフの皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。

 下記に、参加した受講生の皆さんの感想を付記します。

写真:『すわんど』での記念写真

 今回の2級特別講習は、非常に良い刺激になりました。チェンバロは、その優しい音色に聴き入ってしまいました。普段クラシックを聴くことはあまりありませんでしたが、これから聴いてみようと思います。
  和太鼓は音の迫力に驚きました。実際に叩くと難しく、奥の深さを感じました。ジョン・レノン・ミュージアムでは、ジョンの生涯を知るとともに、ジョンの言葉の一つひとつが心に響き、個人的に、またゆっくり来たいと思いました。
  「自分の知らない世界がたくさんある」ということを再認識し、いつまでも好奇心を失わずにいたいと思います。ありがとうございました。(市川 美紀さん)


 古宮様は本当に知識が深く、いろいろなお話を聞きたい気もしました。私は「アマリリス」という曲が好きですが、帰宅してから「片手でもできた曲だから弾いてみればよかった!」と思いました。チェンバロで弾いたら、とてもとても、かわいらしさが引き立っただろうな、と。
  ジョン・レノン・ミュージアムへは、もう一度行きたいです。特に、あの、ファイナル・ルーム直前、真っ白な壁に「1980.12.08」とあり、その白い壁を見ながら、静かな間の後の、あのルーム。たくさんの言葉。人はどんな人でも、亡くなった後も、記憶や言葉やそういったもので残っていく、誰もが人に何かを残せる存在なのだと強く感じました。
 太鼓、楽しかったです。曲線美が問われる感じが、何だか素敵でよかったです。
 このたびは貴重な体験をさせていただいて、ありがとうございました。(関川 加奈子さん)


 美しいものには魂があって、その美しさに触れるということは、ものに宿る魂と人の魂の出会いなのかもしれないと感じた体験でした。そして、一人ひとりとの出会いを大切にしておられる方々の、お話の深さ! 面白さ! 素敵な笑顔! 新しい扉を開くことの楽しさを教えていただきました。ありがとうございました。(小谷野 真樹さん)

(2008.08.03)


■福島市のホームヘルパー研修会で講演を行いました■

 6月4日、福島市社会福祉協議会ホームヘルプサービスセンター主催の「ヘルパー全体研修会」(会場:福島市保健福祉センター)で講演を行いました。

写真:福島ヘルパー講演会写真1 この講演は、昨年11月に福島市で実施したセミナー(>こちら参照)でご面識を得ました、同協議会ホームヘルプサービスセンター所長の渡辺正雄様からお招きをいただきました。“人の縁”の不思議さと有り難さを、改めて感じた次第です。
 当日は、私・黒須と、サポートスタッフの山本、関川がお伺いしました。お仕事が終わった後の、午後7時から9時という時間帯にもかかわらず、約90人ものホームヘルパーさんがご参加下さいました。

 黒須による「画を描いて、心の健康に気づき築こう」と題する講演を行った後、参加された皆さんに、アートセラピーを実際に体験していただきました。提示したテーマ(今回は全部で3つのテーマを出しました)に基づく画を描いていただき、それについて黒須がコメントするという方式で進めましたが、人数と時間の関係で、全ての方の画にコメントすることができなったのが心苦しいところです。
 とはいえ、アートセラピーの趣旨や方法については、少しでもご理解いただけたのではないかと思います。私にとりましても、仕事を通して多くの女性にお会いする喜びを、改めて感じさせていただきました。お招きいただいた渡辺所長、また、お忙しい中ご参加いただいたヘルパーの皆様に、厚く御礼申し上げます。

写真:福島ヘルパー講演会写真2写真:福島ヘルパー講演会写真3
写真:福島ヘルパー講演会写真4

 下記に、渡辺様と、サポートスタッフの山本、関川の感想を付記します(写真は左が渡辺様です)。

 ヘルパー個人での訪問業務は、からだは無論、神経も使う、とても苦労の多い仕事です。 皆にとって初めての体験となったアートセラピーでは、2時間という短い時間でしたが、自分の中にある、ふだんは形に現れることがほとんど無い「感情・感性」「心」「想い」「精神」「今」などが画を通して見出されることの不思議さや、十人十色の人間の存在確認、そして、この世で生かし生かされている自分がいることが発見できたように感じます。受講したヘルパー全員が、日頃味わうことができない新鮮な研修に、喜びをおぼえていました。「心の健康」への気づき。 からだも心も生活も生きる気力までもが充実できれば、とても素晴らしいことです。有意義な中にも笑いと楽しさのある研修をしていただきましたことを感謝申し上げます。(福島市社会福祉協議会ホームヘルプサービスセンター所長/渡辺 正雄 様)

写真:福島ヘルパー講演会写真5 過密なスケジュールの中でご参加いただき、描いていただいた画の数々は、それぞれの方の内側にある宝箱をあけたようで、むしろ私の方が、そのキラキラしたものに癒され、またよい刺激をいただきました。何かを得ようとする意欲と、人に対する優しさ、何かをやり続ける強さ、そういったものが、自然な形であふれて明るさになり、周囲を照らしているように思いました。私にとって貴重で素敵な体験と時間になりました。ありがとうございました。(サポートスタッフ/関川 加奈子)

 以前、身障者福祉施設でヘルパーさんや介護福祉士の方と働いたことがありましたが、そのパワーからよく元気をいただきました。高齢社会を支える制度が整ったとしてもかなえられない部分へ、実際に体と心を使って明るい長寿社会を担って下さっている方々のお力を、アートセラピーを楽しんでおられる笑い声から感じ取らせていただきました。(サポートスタッフ/山本 桂子)

(2008.06.26)


■津市で開かれた「トータルヘルス研究会」に参加しました■

写真:トータルヘルス研究会ワークショップ 3月29日と30日、三重県津市で行われた「第1回トータルヘルス研究会」に参加致しました。これは「財団法人 三重県産業支援センター」の後援により、14の企業が参加して行われたイベントで、新しい健康測定法や生活メニューの提案など、健康に関するさまざまな情報を紹介・提供するとともに、会場で実際に体験していただこうというものです。両日とも多くの皆様にご参加いただき、盛況のうちに終えることができました。

 当スクールは、アートセラピー・ワークショップの開催と、黒須による講演を実施致しました。お陰様で、どちらも大変ご好評を頂きました。また私たちも、地元の皆様との素敵な出会いに、大変な感銘を受けました。中でも、ワークショップに参加された皆様は、それぞれに印象深い画を描かれ、その画に込めたストーリーをお聞きして、さらに大きく感銘した次第です。
写真:トータルヘルス研究会講演  例えば「怒り」というテーマで、ある60歳代の女性が「いろいろな悩みで怒りが止まらず、外に出て、泣きながら草刈りをしている」という画を描かれました。非常に印象に残っています。世代が違っても、また育った社会背景が違っても、女性が抱える悩みは共通しているのだと、改めて認識した次第です。 そして、アートセラピーは、年齢や成長した環境の違いを越えたコミュニケーションを可能にすると、確信を新たに致しました。

 今回のワークショップも、研修生として、山本桂子さんと小谷野真樹さんにお手伝い頂きました。また、西武百貨店の池袋コミュニティ・カレッジで開講中の講座「アートセラピー入門」の受講生である水野尾裕子さんが、わざわざ東京から来て下さいました。本当に有難うございます!
  以下に、水野尾さん、小谷野さん、山本さんが寄せて下さった感想文を紹介させて頂きます。

写真:トータルヘルス研究会記念写真

 カラダだけではなく、今まで敬遠されがちなココロについてもオープンになり、住民の方が積極的に参加されていたのが印象的でした。 コマヤカたっぷり弁当もとてもおいしかったです。首都圏での開催も願っています。(水野尾 裕子さん)

♪ アートセラピーに来られた方々の、意識の高さとスピード感に驚きました。津市は、歴史があり、また、未来を予感できる土地のエネルギーなのではと思います。土地の食べ物もとても美味しく、生活の意識の高さも感じました。とても勉強になり、心も体も力をいただいた3日間でした。有難うございました。(小谷野 真樹さん)

 この度は、打ち合わせに1日出席させていただいてから当日を迎えました。参加してくださった方の中には、初め「難しそう!」と口にされていた方もおられましたが、終わりにはとても良い笑顔を見せてくださり、また、感謝の言葉までいただいて、本当に良い体験をしていただけたことがわかりました。勇気を出して描かれた体験の後の楽しさは、今後、何かに挑戦したり試したりする時のご参考にもなるかと思いました。
 途中からの参加や途中退室と再入場など、今まで私の記憶にない参加例もありましたが、やはりトータルヘルスの場へ足を運ばれた方ということもあってか、とても素敵な画を描いてくださったことに驚きと共に感動しました。個人的には課題が募っていることを実感しましたが、アートセラピーのトータルヘルス研究会のパンフレットに強調されていた「楽しく」がふんだんに体験できるということにおいても、大きな役割を担うことができるとわかりました。(山本桂子さん)

 参加された皆様、お手伝い下さった皆様、そして会場となった「トータルヘルスセンター ポセイドン」の皆様、本当にありがとうございました。

(2008.04.18)


■宮崎市でアートセラピーセミナーを実施しました■

 クリスタルショップ『ワイオピピ』の主催により、毎年春と秋に行っている宮崎市でのアートセラピーセミナーの本年第1回を、去る2月22日(金)〜24日(日)に実施しました。会場は、フェニックス・シーガイアのホテル「ラグゼ一ツ葉」。心安らぐ素晴らしい環境の中で、多くの皆様にご参加いただきました。
  今回はグループワークや個人セッションに加え、黒須による講演も実施致しました。今回参加された方々は40代の女性が多かったのですが、皆様行動力に富み、生きる上で今後の決断の必要性を自覚されている方ばかりでした。かえって私共の方が、勇気をいただいたように思いました。

  今回も、多くの皆様とお会いすることができました。誠にありがとうございました。次回(秋)に再びお会いできるよう願っております。また、サポートスタッフとしてセミナーをお手伝いしてくれた、岡山支部(アートセラピストアカデミー岡山)の山本桂子さんと、主催者の津田るりさん(ワイオピピ)、どうもお疲れ様でした。改めて御礼申し上げます。

画像:宮崎セミナー02画像:宮崎セミナー01

(2008.03.24)

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■東京・麹町でアートセラピー・セミナーを開催■

 2月6日(水)の午後、東京・麹町(千代田区二番町)の電設健保会館にて、アートセラピー・セミナーを開催しました。これは、医療法人社団 同友会 春日クリニック様と、健康保険組合主婦検診協議会様の共同開催による研修会で、当日は健保加盟各企業から44名の担当者の皆様に御参加いただきました。各人3枚の画を描いていただきましたが、お陰様で大変ご好評をいただきました。お忙しい中、貴重なお時間を割いてご参加いただき、本当にありがとうございました。また、研修の一環としてセミナーをサポートしてくれた、山本桂子さん(アートセラピストアカデミー岡山)、関川加奈子さん、小谷野真樹さん、市川美紀さんにも、改めて御礼申し上げます。

画像:麹町セミナー

(2008.02.16)


■福島市にてアートセラピー・セミナーを開催■

画像:福島セミナー01 去る11月23日と24日、福島市在住の早坂栄・佳代子様ご夫妻のお声がけにより、早坂様の御自宅にて、アートセラピーセミナーを開催させていただきました。当スクールからは、私(黒須)と、山本さん、関川さんの二人が、研修のために参加しました。個人の御宅を会場にしてのセミナーは初めてでしたが、お陰様で、両日合わせて20人ほどの皆様に受講していただきました。地域の皆様と触れ合う機会を頂いたことは、私たちアートセラピストにとっても、大変貴重な勉強の場になりました。

  早坂様ご夫妻のご子息・満人様は、平成14年に交通事故に遭い、以来「高次脳機能障害」で自宅療養されています。事故後、お母様である佳代子様のご提案で絵を始められました。△などの図形で顔を描くことからスタートされ、今ではさまざまな絵を描かれております。
 私(黒須)は早坂様ご一家を、共通の知人である直井様からご紹介いただきました。アートセラピーの手法によって、事故で言葉を話せなくなった満人様の「心の声」を聞くこと、それによって、御両親とコミュニケーションすることができるのでは、という想いからでした。

画像:福島セミナー03

 今回のセミナーには、10代から50代まで幅広い年代の皆様が参加され、一緒にアートセラピーを体験しました(10代の参加者に「しっかり、でも小さく中央に描く」という共通のフォルムが見られたことは、とても興味深く思われます。これについては、機会を改めて、また御紹介したいと思います)。

 早坂様ご夫妻からは美味しいお料理を頂きました(栄様は中華料理の専門家です)。手作り料理の持つ“癒しの力”を感じました。また、セミナー終了後には、会津若松市にある『ばいしょう』のそば打ち名人・高橋祥子様が、そば打ちの実演をして下さったことも忘れられません(本当に美味しかったです)。早坂様、高橋様御夫妻(そば打ちの高橋様と同姓)はじめ、多くの皆様から地元の名産を頂きました。改めて、心より御礼申し上げます。

(2007.12.24)

★受講された皆様の感想>こちらをクリック!(別ウィンドウが開きます)★


■伊勢にてアートセラピー・セミナーを開催■

画像:伊勢セミナー 10月13日(土)と14日(日)、三重県津市にある株式会社ポセイドンにて、アートセラピー・セミナーを開催しました。これは、産業医の落合正浩先生が会長を務める「トータルヘルス研究会」の主催によるセミナーで、当スクールの受講生および認定セラピストの皆さんも参加し、楽しく有意義なセミナーを行うことができました(全9名参加)。

 また、セミナーの初日には、みんなそろって、伊勢神宮の外宮・内宮に正式参拝させて頂きました。「訪れたのは初めて」という方がほとんどで、皆さん感激された様子でした。参拝後に行った「おかげ横町」も、長居したくなる楽しさで一杯でした。

参加された皆様には、改めて御礼申し上げます。

★参加された皆さんから、セミナーの感想文を頂きましたので、以下にご紹介します。

 落合 広子先生(公衆衛生医)

グループセミナーは、とっても面白くて楽しかったです。
個人的には、とても当たっていましたし(「やはりそうだったのか!」という感じ)、今後の心がけや行動の参考になりました。自己や関係する方に関して、自己なりに「そうか」と感じていても、他者の影響を受けたり、確信できなくてスッキリしなかったりするものですが、絵を通して、ある意味「客観的」に診断されると、頭の中のモヤモヤが取れたりハッキリしたりして、次からの行動が明確になって来る効果があると感じました。集団でするのも、1対1にない楽しさがあるのだなと思いました(自己の事しか頭になかったり、自己をある程度客観視できない方にはしんどいかも……)。
自己の事も含め「トータルに学びたい」という意識のある者にとっては大変勉強になり、とても面白く楽しいですね。

 アートセラピスト養成講座の受講生、および認定セラピストの皆様

「個のトータルヘルス」から「全体のトータルヘルス」へと意識を広げるため、全体の中での「個」の存在の大きさと、与えられた責任を考えることができました。伊勢神宮では健康世界への人々の祈りと実現への力を見た様に思います(山本さん)

ひとつの動きが他と出会い、つながり、流れになる。流れと流れが合い、滝になって、またエネルギーが生まれる。伊勢で(三重で)神事と人事は同じだと感じました。そして、それを支える人々の日々真剣な姿に出逢いました(小谷野さん)

参加させて頂き、さまざまな分野の方々のお話しを聴くことができて、とても刺激になりました。また、私自身も皆さんの前でお話しができて、良い経験をさせて頂きました。伊勢神宮は、ぜひ行ってみたい場所の一つでしたので、感動しました。ありがとうございます(市川さん)

(2007.11.08)


■ブログ『Cross Words』がスタート。■

画像:CrossWords 9月6日より、当スクール代表・黒須美枝によるブログがスタートしました。タイトルは『Cross Words』。「黒須の言葉」という意味はもちろん、クロスワード・パズルのように、いろいろな言葉をクロスさせることで、新たな言葉や意味を紡ぎ出したり発見したりできるように……という意味も込めています。

 日々の暮らしの中で気づいた事、アートセラピーの指導を通して思った事、これまでに体験した事……、また、講座の受講生の言葉なども紹介していこうと思っています。「心と身体のいい刺激になるブログ」を目指していきますので、皆様どうぞよろしくお願い致します。

(2007.09.08)

★黒須美枝のブログ【Cross Words】★
http://blog.arttherapist-academy.com


■『アートセラピー モーヴ展』を開催中。■

 池袋コミュニティ・カレッジ内にある「モーヴ・ギャラリー」にて『アートセラピー モーヴ展』を開催中です。同カレッジで開講している『アートセラピー入門』を受講された方の“作品”に、作者や黒須によるコメントを添えて掲示し、アートセラピーの概要に触れることができる内容になっています。18日(月)まで。入場は無料です。アートセラピーに関心がおありの皆様、ぜひ足をお運び下さい。詳細は「最新情報」のページをご覧下さい。

写真:モーヴ展(会場内)写真:モーヴ展(入口)

(2007.06.14)


■日本経済新聞に掲載されました。■

 先ごろ、日本経済新聞の取材を受け、2月15日(木)付けの夕刊「こころ」面のコラム『うたた寝』に掲載されました。当スクールが掲げる理念や、アートセラピーの可能性について紹介されています。
 すでに掲載から1カ月ほど経っていますが、図書館などでお読みいただけると思います。

写真:日本経済新聞2007年2月15日付

(2007.03.11)


■宮崎市でのアートセラピーセミナーが終了■

写真:宮崎のセミナー(1) 『クリスタルショップ/ワイオピピ』の主催により、11月10日〜13日に青島パームビーチホテル(宮崎市)で行われた「アートセラピーセミナー」が終了しました。3つのクラスに分けてのグループワークと個人セッションを行いましたが、いずれも大変ご好評をいただきました。改めて、厚く御礼申し上げます。
  参加された皆さんの感想を、いくつかご紹介致します。

●いま悩んでいることの“道しるべ”のようでした。セミナーで得た事を、これからの人生に、プラスして行こうと思います。本当に有り難うございました! (H・Kさん/20代・女性)

写真:宮崎のセミナー(2)●初めての体験でしたが、想像以上に面白かったです。中でも、宙に消える人物を描いたことに対して「現実から逃避したり、何事も『まァいいか』と済ませているのでは?」と指摘されたことには、スゴく「ドキッ」としました。 (S・Sさん/30代・男性)

●自分の表現したいと思っている事を、相手もちゃんと見てくれている、という事に気づき、安心しました。 ( M・Hさん/30代・女性)

●今回は、ふだん描くことのない人物を描いたのが、自分でも驚きでした。セラピーを受けながら、自分の内側でエネルギーが動いているのがよくわかりました。(40代・女性)

宮崎市でのセミナーは、また来年、開きたいと考えております。次回も多くの皆様の参加をお待ちしております。

(2006.12.09)


■池袋コミュニティ・カレッジの『アートセラピー入門』開講中■

写真:池袋コミュニティ・カレッジでの講座風景 本ホームページでもご案内して参りました通り、この春から、西武百貨店のカルチャースクール「池袋コミュニティ・カレッジ」で、黒須美枝が『心を読み解く アートセラピー入門』と題して、月2回の講座を担当しています。先ごろ、全11回(1日体験講座含む)の講座の前期部分が終了しました。7月12日(水)からは後期がスタートします。

 お陰様で、毎回、楽しく和気あいあいとした内容が、受講生の皆様からご好評をいただいております。後期からの受講も可能ですので、関心を持たれたら、ぜひお申し込み下さい。また、10月からも、引き続き開講することが決定致しました。スケジュール等は、決まり次第、本ホームページでもご案内致します。受講についての詳細は「池袋コミュニティ・カレッジ」へ直接お問い合わせ下さい。

 《お問い合わせ》
  池袋コミュニティ・カレッジ http://www.seibu.co.jp/c_college/

 また、近く、大阪の百貨店のカルチャースクールでも開講する方向で、現在準備を進めています。こちらにつきましても、詳細が決まり次第、本ホームページでご案内致します。関西在住の皆様にお目にかかる日を、今から楽しみにしています。どうぞ、ご期待下さい。

(2006.07.08)


■春日クリニックで健康ミニ講座を開催■

写真:春日クリニック健康ミニ講座 東京都文京区にある「医療法人社団 同友会/春日クリニック」で、当スクール代表・黒須美枝が『心を癒すアートセラピー 〜病は心(気)から、心の健康に気づき、築こう〜』と題する講座を開催しました。同クリニックが主催する“健康ミニ講座”の一環で、2月限定(木曜日開催)で開かれたものです。

  予定時間が毎回30分ほどと短いため、当初は講話を中心にする予定でしたが、ご要望に応え、簡単な実習も行いました。
  こちらの講座にも、多くの方々にご参加いただきました。中には、本ホームページをご覧になって開催されることを知り、遠路足を運んで下さった方もいらっしゃいました。改めて御礼申し上げます。

 今後、同様の講座が開かれる際には、改めて本ホームページでお知らせ致します。

 《参考》
  医療法人社団 同友会ホームページ http://www.do-yukai.com/

(2006.02.24)


■『ワイオピピ』にてセミナー開催■

写真:津田るりさんと 去る2月3日(金)〜6日(月)の4日間、宮崎市にあるヒーリングショップ『ワイオピピ』(津田るりさん主宰)にて、黒須美枝がアートセラピー・セミナーを開催しました。
  受講は事前予約制でしたが、希望される方が大変多く、キャンセル待ちになるほどの盛況ぶりでした(改めて厚く御礼申し上げます)。
  受講された皆さんの感想が『ワイオピピ』のホームページに掲載されています(下記URL参照)。また、ワイオピピの共同主宰者でサックス奏者でもある岐部淳子さんのお知り合いの、田中靖人さん(日本を代表するサックス奏者の一人)も受講されました。田中さんからは……

「普段自分の思っていることや家族からのメッセージがそのまま画に表れて、とても驚きです。たまたま時間の都合がつき、参加させて頂いたのですが、とても面白く、また機会があれば描いてみたいです」

……との感想を頂きました。
 『ワイオピピ』でのセミナーは、次回は秋を予定しています。 九州にお住まいの皆さん、お楽しみに。

※右上写真:『ワイオピピ』主催者の津田るりさんと

 《参考》
 ●『ワイオピピ』ホームページ http://wai-o-pipi.com/
 ●田中靖人さんホームページ  http://y-tanaka.sunnyday.jp/
 ●岐部淳子さんホームページ  http://www.kibe.jp/main.html

(2006.02.24)


写真:人体科学会講演■人体科学会第15回大会で研究発表■

 去る12月3日(土)、4日(日)の2日間にわたり、愛媛大学(愛媛県松山市)で「人体科学会」の定期大会が行われ、同学会の会員である、当社代表取締役・黒須美枝が、研究発表を行いました。
写真:人体科学界資料 「人体科学会」は“人間性の本質”について、自然科学や人文科学といった学問の境界を越え、科学的・総合的に研究することを目的とした団体です。15回目を迎えた今大会は、総合テーマに「スピリチュアリティと倫理」を掲げて開催されました。
 黒須は、大会2日目に「アートセラピーによる新たな自分との出会い」と題して発表を行いました。アートセラピーの方法論や効果について、実例や体験者の談話を交えて解説を行い、聴講した出席者に好評を博していました。

(2005.12.22)




■『コラボさいたま2005』に出展■  写真:ブース外観

 11月11日(金)〜13日(日)の3日間にわたり、さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開かれた『コラボさいたま2005』(さいたま市商工見本市/主催:さいたま市商工見本市実行委員会ほか)に初めて出展致しました。ブースでは、アートセラピスト養成講座について解説するパネルや、アートセラピー絵画などを展示。併せて、約15分間の「アートセラピー無料体験教室」を実施しました。体験教室の人気は非常に高く、多くの方々がアートセラピーを体験されていました。
 また、初日(11日)の午後3時40分からは、会場内プレゼンテーションルームにて、当社代表取締役・黒須美枝が、「知的資産を引き出すアートセラピー 〜企業内の心の活性化〜」と題し、企業における“健やかな心”の大切さと、当社事業概要についてのプレゼンテーションを行い、参加された皆様からご好評をいただきました。(2005.11.11)

写真:無料体験教室写真:プレゼンテーション