タイトル画像:アートセラピー絵画

3.お部屋に“心のサプリメント”を

「アートセラピー絵画」には、もう一つ重要な効果があります。アートセラピーで明らかになった問題の原因を「解決しよう」という「前向きな意志」を喚起することです。

スクールのアートセラピーは「描く」と「見る」は表裏一体と考えています。描かれた画を分析して、心の中の問題点を探るわけですが、それが認識できた後は、それを解決するよう、自ら行動する必要があります。ただし、行動を起こせるかどうかは、本人の意志・意欲次第です。前向きな意志が伴わなければ「新しい生き方」は始められないでしょう。

画像:アートセラピー絵画(その3)そうは言っても、問題に長年とらわれてきた人にとって「変わる決心」は、他人が思うほど簡単ではありません。そこで、見ていると心が楽になる絵画、前向きな意欲がわいて来る絵画でサポートし、生き方を変える「きっかけ」をつかんでもらう方法が考え出されました。

これが「見るアートセラピー」です。

実のところ、心を癒し、意欲を喚起する絵画は、自分の手で意識的に描いた方が効果があります。
とはいえ、絵が得意な人ばかりではありませんし、自分の画を飾ることに抵抗がある人もいます。

そこでお勧めしたいのが、プロ作家の手による「アートセラピー絵画」です。プロの作品であれば、抵抗なく部屋に飾ることができ、画のメッセージを客観的に受け止めることができます。毎日見ることで、不足した“心の栄養”を補うことができるでしょう。

その意味で「アートセラピー絵画」は“心のサプリメント”と言えます。
飲むサプリメントが目的によって種類がいろいろあるように、「アートセラピー絵画」も、人によって、また目的によって、効果的な絵画は異なります。「イライラしやすい心を安定させたい」「前向きになりたい」「脳力を活性させたい」「コミュニケーションを円滑にさせたい」……それには、どんな作家の、どんな絵画を、どう飾ればいいのか、当スクールがアートセラピーの理論に基づいてコンサルティングし、プロデュースいたします。また、必要に応じて、オリジナルの「アートセラピー絵画」も作成いたします。

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